SUMIFS で経費を「科目別・月別」に一発集計する方法
この記事でわかること
- SUMIFS の基本の形
- 「勘定科目」と「月」の2つの条件で合計するやり方
- 集計漏れを防ぐ、検算のひと工夫
経費の明細はこんな形
経費精算表では、1行に1件ずつ、日付・勘定科目・金額を入力していきます。
| 日付 | 月 | 勘定科目 | 内容 | 金額(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 2026/10/01 | 10月 | 旅費交通費 | 出張 新幹線(往復) | 29,440 |
| 2026/10/03 | 10月 | 消耗品費 | トナーカートリッジ | 12,980 |
| 2026/10/15 | 10月 | 旅費交通費 | 訪問 電車代(往復) | 1,240 |
「旅費交通費は10月にいくら使った?」を知りたいとき、フィルターで絞って足し算する必要はありません。
SUMIFS の基本の形
=SUMIFS(合計する範囲, 条件の範囲1, 条件1, 条件の範囲2, 条件2, …)
最初に「何を合計するか」、そのあとに「どの列が、何と一致したら」を組で並べていきます。条件は何組でも追加できます。
科目別・月別に集計する
明細シートの I 列が金額、F 列が勘定科目、C 列が「10月」のような月の場合、集計表の A 列に勘定科目、3行目に月を並べておけば、次の式で集計できます。
=SUMIFS(明細!$I$2:$I$101, 明細!$F$2:$F$101, $A4, 明細!$C$2:$C$101, C$3)
$A4:列を固定。右にコピーしても勘定科目の列を見続けるC$3:行を固定。下にコピーしても月の行を見続ける
この「片方だけ $ をつける」のがコツです。1つの式を表全体にコピーするだけで、科目×月の表ができあがります。
集計漏れを防ぐ「検算」
勘定科目の入力ミス(例:「旅費交通費」と「交通費」の混在)があると、その行はどの科目にも集計されず、合計が合わなくなります。そこで、明細の合計と集計表の合計を比べる欄を作っておきます。
=IF(明細の合計=集計表の合計, "OK", "NG:集計漏れあり")
さらに勘定科目をプルダウンで選ぶようにしておけば、表記ゆれそのものを防げます。
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まとめ
- SUMIFS は「合計する範囲」が先、条件はそのあとに組で並べる
$A4とC$3で、1つの式を表全体にコピーできる- 検算欄とプルダウンで、集計漏れを防ぐ